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    川崎に地下鉄が! 2

    • 2008.06.23 Monday
    • 11:30
    この記事は「川崎に地下鉄が!」の続きです。

    ■梶ヶ谷
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    次に川崎地下鉄が顔を出すのが梶ヶ谷である。
    ここは荷物達が乗り降りする駅となっている。かなりデカイ。

    まずは西端を攻める。

    またも地下鉄からいきなり高架化。やはりねじれ鉄道だ。


    丘を登らなければならない点でも稲城と同じ。


    するとこんな絶景が待っていた。川崎地下鉄の上では野菜も育っていた。
    川崎方面を望む風景。交差しているのは国道246号線。


    丘の上は住宅地になっていた。この平和な町の下に川崎地下鉄が走っているなんて。


    東へ移動。国道246号線との交差地点を見上げる。


    場所をだいぶ東に移して、ここは第3梶ヶ谷橋梁。巨大ガード下。昭和48年「しゅん功」とある。この字でもいいんだ。


    ここはもしかしたら1年位前に通り魔事件があった場所かもしれない。


    梶ヶ谷貨物駅を左手にして、東端に向かう。川崎地下鉄達が一休みしてる。


    駅の建物は水色ボーダーでなかなかファッショナブル。


    下を通る道路からはこんな案内文字が見える。誰に言ってるのだろう。コンテナを運ぶトラックに対してか。


    そして東端を攻めようと思ったら、こんな看板。やっぱり川崎地下鉄のファンが他にもいるんだな。ここに住んでいる人がうらやましい、今だけ。

    仕方なく逆側に回り込むと、

    鉄壁のガード。


    かと思いきや、(下品な落書きは無視してね)


    穴あったー!先人の偉業に敬意を払う。


    そしてまた地下(山)へと入っていくのだった。

    ■新川崎
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    次は最後の出口を見つけるべく、横須賀線「新川崎駅」にやってきた。

    駅前。目白駅とか東中野駅とかと似ているタイプ。


    しかしここではもう川崎地下鉄は完全に外に出ているようだった。何食わぬ顔で横須賀線と併走している。都会っ子ぶってる。こいつら全然都会っ子じゃないのに。


    それにしても線路の幅が広い。

    ■市ノ坪
    大きな地図で見る
    正確な出口を追求するために、いちのつぼこせんきょうという橋の上に来た。




    地下鉄出口は見えるかな?


    うーん、よく分からない。ここでもないと思って、この後さらに前の場所も探したりしたんだが、後から写真を拡大してみると、どうやらここが正解だったように思える。


    上の写真を拡大してみると、赤で囲ったところに出口らしきものが見える。
    これでよしとしよう。

    ■わかったこと
    川崎地下鉄は、何故かわざわざ山を選んで走っている。足を運んでみてよく分かった。普通鉄道を作るなら、山をよけて作るはずなのに。これは、もしかして戦争の為?物資を運ぶルートを知られたくなかったんじゃないだろうか。
    あと、謎を追いかけて興奮してると坂を登ることも苦にならないことも分かった。
    ちなみに僕は別に鉄道マニアではない。

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    • 2020.04.10 Friday
    • 11:30
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      コメント
      NiftyのポータルZからきました。
      これ、武蔵野貨物線ですね。
      たしか、昔、ジェット機の燃料を山の手線で運んでいたとき、
      事故がおきた。そのときは大きな被害がでなかったそうです。
      しかし、今後、何かあるといけないということで
      この貨物線ができたということです。
      武蔵野貨物線で調べるといろいろでてきます。
      • あるくひと
      • 2008/06/28 2:42 PM
      へえ〜、そんなことがあったんですか。
      確かに武蔵野貨物線の中には燃料タンクみたいなのもありますね。そんな危ない線だからなのか、沿線は人を寄せ付けないオーラがありました。オーラというかヤブというか。
      • mattum
      • 2008/06/29 2:36 AM
      素晴らしい探求心です。
      • ムー先生
      • 2016/12/07 9:18 AM
      同じくGoogleMapで地下鉄の存在に気付き、ぐぐってみたらこちらにたどり着きました。
      おかげで謎が解けてスッキリしました、ありがとう!!
      • 中原区民
      • 2016/12/26 9:14 PM
      自分も自宅近くの地図上に謎の線路がある事に気付ききになっていました。梶ヶ谷の貨物駅はよく通るのでしってましたがずっとそこが終点だと思っていました。謎が解けました。自分も鉄道に興味ある訳じゃないのですが戦争の為に使っていた線路は多くあるらしいですね。
      • ks
      • 2017/05/22 8:13 PM
      私もGoogleマップで謎の線を見つけて...このブログのお陰で謎が溶けました!!!
      本当に素晴らしい探求心。ありがとうございます!
      • あこさん
      • 2017/06/17 8:45 PM
      ttps://www.youtube.com/watch?v=30rCKhN9BgU

      横須賀線利用者です。
      いつも横を走る貨物列車が地下トンネルに消えていくのを
      見て「どこに行くんだろ」くらいの認識でした。
      (鼻ほじー)
      ところがある日、「いやいやこの先は多摩川だよ、
      ええ?どこへ向かっているの?もしや地下に秘密基地
      でも?」
      ということでこのブログに辿り着きモヤモヤが晴れました。
      ありがとうございました。

      ちなみにうえのヨウツベで新川崎方面からの地下入口が
      見られます。おそらく跨線橋からの撮影かと。

      • 川崎市民
      • 2017/08/16 8:21 PM
      コメントにもありますが軍需品で間違いないと思います。
      多摩区東三田の明治大学(旧陸軍登戸研究所)を抜けて
      東京稲城市向陽台(旧陸軍・現米軍多摩弾薬庫)に接している。
      路線の計画は戦前昭和4年とのことですからあにはからんや、
      になります。当時物流はうまくできたのでしょうか。
      現在では横田にせよ横須賀にせよ
      「弾がない!燃料がない!」というわけにはいかんでしょうから。
       トンデモですが多摩弾薬庫には核兵器もあるとか。
       私は1965年生まれ、その昔は武蔵野線の世話になった時期も
      ありました。(ステンレスではなかった)
       いまでもあの頃の自分を支えてくれてありがとう、と
      言いたい気持ちです。詳細なルポありがとうございました。
      • meo@fk2.so-net.ne.jp
      • 2017/09/03 10:25 AM
      ちょっと散歩に行っている間にコメントを複数いただいていて、ありがとうございます。嬉しい限りです。

      >ムー先生殿
      ありがとうございます。9年前の自分に感謝です。おかげでこの記事がダントツアクセスが多いみたいです。

      >中原区民殿
      お役に立てて良かったです。私も中原区民でした。だからこそ気になりますよね。

      >ks殿
      やはりご近所さんですか。気になりますよね。いろんなものの「名残」を見つけるのって楽しいですよね。

      >あこさん殿
      謎が溶けて良かったです!同じ疑問を持つ人は結構多いんですね。

      >川崎市民殿
      横須賀線からそういう気になるポイントもあるんですね。横須賀線の武蔵小杉駅あたりにトンネルがあるんでしょうか。ようつべのURLありがとうございます。見ました。こういう撮影ポイントもあるんですね。

      >meo@fk2.so-net.ne.jp殿
      あえて山のあるところにトンネル掘って敷いた不思議な路線になってますから、そういうことなんですね。トンネル内でそういうものを荷積みなどをしようとしたんでしょうか。掘ればまだなにか出てきそうな路線ですね。
      • mattum
      • 2017/09/07 6:21 PM
      このトンネルは、鉄道路線としては割りと新しく、切迫する首都圏の輸送力増強や燃料輸送迂回を目的に、貨物線を迂回させる為昭和50年頃開業しました。因みに新川崎のホームが出来始めた頃も、その頃だったと記憶します。武蔵野線ルートで首都圏迂回をするにあたって、川崎市内は、既に宅地化された場所なので、地下トンネルとして開業したものと思われます。地下鉄として使うには結構険しく深いところもある様で、話は持ち上がったものの、旅客転用は難しいらしいです。計画自体はもっと前からで、人が近づけない雰囲気が〜計画当初は軍事も絡んでたのかもしれないですね。開業の頃は、東海道線と横須賀線は同じ線路を使っており、貨物は東海道本線と並走、鶴見品川間は品鶴線ルート、燃料輸送に南武線を使い運行されていたが、貨物を武蔵野線ルート、横浜羽沢ルートへ迂回し線路を明け渡すことで、東海道線と横須賀線が分離でき、JR化後も山手貨物線活用で、湘南新宿ラインとして乗り入れる余裕も生まれました。最近羽沢ルートでは、相鉄線JR乗り入れも予定され接続工事が進んでますね。上野東京ラインも加わり、見慣れない行き先の数々(笑)まさかここまで来るかとは思いませんでした。あとは、不定期でホリデー快速鎌倉が運行されている様ですね。
      • 名前は生田トンネルかな
      • 2017/11/11 12:12 PM
      >名前は生田トンネルかなさん
      コメントありがとうございます。いろいろ謎が解けた思いです。川崎地下鉄は輸送力を強化するためにわざわざ新しくつくったということですね。他の方も昔は南武線のとなりを貨物列車が走っていたとおっしゃっており、それとも一致します!
      • mattum
      • 2018/11/21 12:03 PM
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