この日は朝から遠出してヴェルサイユ宮殿に。ここは宮殿の入口。写真のテーマは「金髪と金門」。見事な金髪ガールがいたのでチャンスとばかりに金門と一緒に撮影。もう一つ注目して欲しいのは行列。遠くの行列から自分の位置まで続いてます。WEBチケットを事前に買ってたけど並ぶことには変わりなかった。
ヴェルサイユ宮殿はルイ14世の豪華絢爛なるお屋敷。彫刻やら絵画やらシャンデリヤやらで豪華さインフレ状態。麻痺してしまうので、ここは自分なりにこの豪華さを再認識しようと思い、壁を撮ってみた。壁ひとつ撮ってみてもこんな豪華だぞ!ということを言いたかった写真です。
シャンデリア、彫刻と言っていいくらいのレリーフ、絵画。もうお腹一杯。
これはあの有名な「鏡の間」。世界ふしぎ発見で見た覚えが。
ここはルイ14世の寝室。ここでお亡くなりになったそう。分かりにくいかもしれないが、中央にカーテン付きベッドがあります。
新婚旅行のオーストリアで、シェーンブルン宮殿に行ったのだが、素人からするとヴェルサイユ宮殿はそこと全く変わりなかった。結果論だが、どっちか一つ行けばいいかな・・・という感じ。ところでこのお庭の植木がなぜかヨドバシカメラのCMでも見れる。まあ、それが分かっただけでも来といて良かったかな。
さて、こちらはルイ14世の奥様マリー・テレーズの部屋、、、だったと思う。カメラのブレが偶然いい効果を生み出した。
柵。ルイ14世=太陽王ということで、顔が太陽になってます。手と足は貧弱そうだ。
パリ市内に戻ってきた。これはシャンゼリゼ通り。なんかイメージと違い、心のどこかでがっかりしている自分がいた。勝手に銀座みたいなイメージを抱いていた自分が間違ってた。
夕方からはルーブル美術館。水曜日は18時以降通常より安い入場料で入れるというので、それを利用した。ミロのヴィーナス。
ぐるっと一回り。オーディオガイドによると後ろと右側は、割と雑に作られており、壁際に置いていたと推測されている。でもそんなに雑には見えなかったけど。そんなことより、腕を作ってない方が雑だと思います。(←精一杯のボケ)
ギリシャの彫刻(ローマだったかも)。こういう技術は現代以上かもしれない。現代はあらゆる面において過去より発達していると考えない方がよいかも、と思った。
サモトラケのニケ。彫刻それ自体もいいのだが、展示の仕方が素晴らしいと思う。古い時代に作られた彫刻はルーブル美術館に沢山ある中で、ミロのヴィーナスやこちらのニケが有名なのは、明らかにルーブル美術館がトップタレントのようにプッシュした結果なわけだ。そうするとルーブル来て、ニケやミロやモナ・リザ見て我々が喜ぶことまで、全部ルーブルがプロデュースしたことなのだ。これらの彫刻を見て美しいと思うより前に写真を撮っている私たち。ルーブル美術館の営業戦略、恐るべし。
モナリザはルーブルのトップタレントだけあって特別扱い。両脇に警備員いるのなんてここだけ。こちらとしても、絵画と言うよりタレント見に来たような心境です。昨日の観光ツアーのガイドさんが、カメラを向けると制止される日とされない日があり、されない日は偽物だという都市伝説があるそう。この日はみんな撮りまくりだったから、もしかしてこれは偽物?
たんとお飲み。
処刑、ダリぃ。
これはお調子者が彫刻のフリをする場所かな?
楽しかったルーブル美術館。
次回はロンドン。