ちょっと前ですが、原宿の駅に突然
「日本の女性は、美しい。」
というコピーと女優達の写真が連続で貼り出されている広告に遭遇して、鳥肌が立ちました。強烈な印象を受けて、改札を出たら資生堂がグレープフルーツのにおいがする化粧水(か何か)のキャンペーンをしていたので、これの広告?と思ったけど後から違うと分かった。TUBAKIっていうシャンプーの広告だったのね。今は誰でも知ってるけど。
今月の広告批評にこの広告をつくった大貫卓也のインタビューを読んだ。ああ、この人は広告制作者の頂点にいるなあと実感したのだった。だって50億円へーきで使ってるし、ボトルの色と形で目立つことを考えたり、いろんな狙いが全部ピタリと当たってシャンプーのシェア1位を当然のように奪ってしまったし。
反対に、同じ広告批評で特集されてたカップヌードルの「Freedom」の広告は、あまりピンとこないなあ。あの食いもん、あそこまでカッコよくはないだろう。その前のキャンペーンの「No Border」も、そこまで平和に貢献してないだろう。って思いました。小腹が減ったときに食うものにあのようなでかいテーマを与えても・・・って気がします。えらそうでごめんなさい。
あと一年くらい前になるが、「教えてgoo」の駅張り広告は衝撃的に良かったな。
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TSUBAKIの広告に敬意を表して、動き物をつくってみました。
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