コバライネン&ウェバーのフロントロウに興奮したが、決勝ではこの順位が全然活きてこなかった。
決勝は各車ドライタイヤを一回も履かない、完全なるウェットレース。
ライコネンはまたもついてない4位。
モナコではミスをした。だけど、カナダ、フランス、そして今回のイギリスでは
優勝に値する走りをしたと思う。それでも優勝はゼロ。
カナダはハミルトンからの追突でリタイヤ。
フランスはエグゾーストパイプの破損で失速して2位。
そして今回はピットのタイヤ選択のミスで4位。
30ポイント取れているところが、13ポイント。
フェラーリチームは雨が弱まると踏んで、タイヤ交換をしないという選択をした(んだろう)。ところが雨は強くなるばかり。溝が減ったスタンダードウェットタイヤで、目に見えてラップタイムが落ちていく。ハミルトンからなんと一周5秒もの差をつけられて・・・
雨で強さを発揮したのがハミルトン、ハイドフェルド、バリチェロ。頭文字がハもしくはバの人。ハミルトン、母国グランプリで優勝は盛り上がっただろう。2002年、日本で琢磨が入賞した時の盛り上がりを考えると、イギリスでの盛り上がりが何となく想像できる。うらやましい。
中嶋一貴は8位入賞。7位だったのが、最後トゥルーリに抜かれて残念。アロンソを抜いて6位になるチャンスもあったが、逆に抜かれた。しかしこの雨でも安定性を発揮した。すばらしい。ゲンキンだけど、着実にポイントを獲得する一貴のファンになってきた。やっぱりポイントというものは何よりも説得力があるなあ。
雨で脆さが露呈したのが誰を置いてもマッサ。マッサは全ての条件が揃わないと速くならないようだ。