初めてのバレンシア市街地サーキットでの開催。ヨーロッパGPの開催地はドイツからスペインへ。シューマッハからアロンソへとF1の主役の交代を意味する。現実的にもF1熱が高まったスペインではそれだけ入場客が見込めるということだろう。実際にちゃんと入ったかどうかは知らない。
市街地コースにしては道幅やランオフエリア広く、安全性が確保されているそう。バリチェロは橋だけは危ない、と発言していた。橋の上でマシンが止まってしまったらドライバーが逃げられないだろうと。なるほど。一番リスク管理ができているのはバリチェロだったのか。F1歴代最多出場記録更新中のドライバーらしい。
テレビで実際に見てみると、海辺で確かにキレイなのだが横浜や有明のようなやたら土地が余っている埠頭(?)みたいな場所っぽかった。
レースでは、肝心のアロンソがレース序盤で中嶋に追突されてリタイヤ。スペイン人ガッカリ。そしてライコネンはまた、予選から不調。明らかにマッサに負けている。シューマッハがレースにくるとライコネンの調子が悪くなり、マッサが良くなるという真実味を帯びたジンクスがあるけど、なんかもうそんなののせいじゃないような。ライコネンの不調の原因は何なのだろう。そしてこのコースは予選結果がモノをいうコースだった。つまり抜きにくいサーキット。レースではコバライネンに抑えられ続け、2回目にピットストップの時、同時ピットインだったのでピット内で抜こうとした気持ちから早期発進してしまい、給油マンの足を轢いてしまった。フェラーリはロリポップマンを廃止し、自作の信号を採用しているが、ライコネンが発進したときはまだ青になっていなかったことがハッキリ確認できた。ロリポップマンだったらこんなことは起こっていないだろう。それにしてもあの冷静なライコネンが・・・。その影響か、トゥルーリにも抜かれ6位に。その後、エンジンブロー。。。 むしろこれでいいと思った。6位なんかになるよりリタイヤした方が。
勝者はマッサ。ハンガリーのリベンジを果たした。以下ハミルトン、クビサと続く。予選順位と同じだ。ハミルトンはインフルエンザと首の寝違えに耐えての出場だったらしい。F1選手は首が太いから寝違えたときの痛みも太いんだろうか。
チャンピオンシップはマッサVSハミルトンの様相を呈してきた。これだったらどっちを応援するか。。。いや、まだライコネンに望みを託そう。