パリは2回に分けました。
パリに着いたときは、天気が悪く、かすかに雨も降っていて幸先が悪かった。これはモンパルナスタワー。宿がモンパルナスの近くでした。
パリに着いて、まず行ったのはエッフェル塔。それしか知らなかった訳ではない。
このようなお土産品をジャラジャラ言わせながら、売っている人が沢山いる。買わされてしまったが、一応値段交渉をして、2ユーロで6つにしてもらった。安い。
エッフェル塔は女性名詞らしいのだが、こういうところがレディっぽいのかな。
てっぺんまで行きたかったのだが、一番低いところまでしか登れなかった。「このチケットじゃダメ」とか言われた。よく分からん。登りは階段だったし。まあそれでも、眺めは良い。パリっぽい家がみっちり。
次の日は、モンパルナス墓地から観光をスタート。ここにはサルトルなど著名人も沢山眠っている。墓石が棺桶みたいだが、こっちでは普通にこの下に死体を埋めるからこの大きさになるようだ。死体があると思うと日本の墓地より怖い。
次も墓地。カタコンベという地下墓地。地下深くにおびただしい数の人骨がある。完全に観光地化していて、入場料取られます。
カタコンベの中の写真はちょっと怖いので覚悟してください。
できましたか?
これは墓って言うより、現代アートか何かに見える。フラッシュ焚いたら怒られた。フラッシュ焚くと、色合いがよりホラーになる。
十字架。葬っているのか、遊んでいるのか分からない。他にも色んな模様が描かれていた。頭蓋骨で。
これは係りの人に懐中電灯を当ててもらったので、きれいに撮れた。
これはお気に入りの一枚。頭蓋骨を見ても、個性ってあるなって思った。頭蓋骨以外の部分ももちろん人骨です。
自分も自分の頭蓋骨を並べて撮影を試みたが、幽霊みたいになった。
カタコンベの出口。どこに放り出されたんだか分からなかった。この後、トイレに行きたいけど全然なくて苦しむハメに。結局カフェに入った。
地下鉄の通路。
ヴァンドーム広場。塔の上の像はナポレオンだそうです。ここから自転車でのパリ観光ツアー(日本語)に参加しました。客は僕一人。なのでここからしばらく薀蓄を入れていきます。
えーと、このナポレオン像は紆余曲折あって3代目だそうです。(端折りすぎた)
これはセーヌ川に架かる橋、ポン・ヌフ。「新しい橋」という意味の言葉らしいが、現存では最古の橋らしい。パラドキシカル。この橋の先にあるアンリ4世の像は、先ほどのナポレオン像の初代の銅でできているとか。
これは何かというと、貴婦人が馬に乗るときに使う「パ・ド・ミュル」という台。今考えると、貴婦人以外が使ってもいい気がするが。昔は至るところにこれがあったのだが、今パリで残っているのはこれだけだそう。そう考えると、ものすごく貴重なもののような気がしてくる。
このあたりは地価も高いらしく、いい雰囲気の場所だった。もっと写真を撮るべきだった。
ここはリュテス闘技場といって、ローマ時代から残る広場だ。丸い公園はいい。なんかいい。切れているが、写真の左の方ではペタンクというフランス版ゲートボールをやっていた。おじいちゃんに混じって若者も参加していた。ガイドさんはパリではおばあちゃんをあまり見ないと言っていた。
サン・シュルピス教会にあるドラクロワ作の「ヤコブと天使の戦い」です。この絵について、長い講釈を聞いたのだが、細かくは覚えていない。テンプル騎士団の話が出てきたのは覚えているけど・・・
目玉のオヤジを見つけ、ガイドさんに本気であれはなんですかと聞いてしまったが、街灯にいたずらが施されているだけであった。
天気も良くなってきたし、自転車で走るのはとても楽しかったです。
観光ツアーが終わって、チュイルリー公園で一休み。
ルーブル美術館前の銅像台座にくっつけられたガムである。このガムのちょうど目の前に立つと・・・
このようにカルーセル凱旋門の中に凱旋門が入る。その前に立っている塔はオベリスクというエジプトから贈られた塔。さらにその先には新凱旋門が見えないけれど建っているそうな。
ルーブル美術館前でセルフシャッター。カメラ自身も影で写ってます。
ルーブルピラミッド。時刻はこれでも20時くらいだったと思う。
セグウェイ発見!フランスでは普通に乗ってもOKなのだろうか。この時しか見なかった。
ポン・ヌフとシテ島。
セーヌ川と夕日。
観光地ばかりで、あんまり普通の街の風景というものを撮っていなかった。これでも載せておこう。題名「パリ」。
ノートルダム大聖堂。営業終了してたので中には入れず。
ノートルダム大聖堂のイエス様(?)の彫刻にお祈りにやってきたキリスト教のハト。こちらのハトは大胆で人間の頭スレスレの所を飛びます。何回も飛ばれました。
これもノートルダムの彫刻の一つ。気の毒なことに左の方は両手が破壊されている。これは一例だが、パリは結構ヤンチャな人達の活動が激しいのではないかと感じさせた。外側にでっかく落書きされた電車とかも普通に走ってて笑った。この石像は足で悪い奴を踏んづけているが、こういうのは用の東西を問わないのね。日本でもよくある。
そして日は暮れていった。
自転車も鍵を掛けたと思って安心しちゃダメ。鍵を掛けてない部分が持って行かれます。すごい。こういう泥棒の仕方は始めてみた。フランスのヤンチャは容赦ない。
パリ2に続く。